「のりしろ」と「のり付け」する人

本学で毎月実施している「保幼小連携合同研究会」に熱心に参加されている中にある主幹教諭がいる。

片道3時間かけて来られるこの主幹教諭は、自分の学校では先生方の素晴らしさを通信で紹介されている。先号では、U先生の「子どもを信じて引き出す」という指導観を紹介された。このことを改めて主幹教諭がU先生に問うと、「奈良で学んだおかげなんです」と言われたという。

主幹教諭は言う。「彼女は(私もそうなんですが)善野先生に誘っていただいて、幼稚園の先生たちから学び、指導観の転換が必要だということを痛感できたのです。」幼児教育と小学校教育に関わるものが、小さいワークショップ形式で語り合いながら接続カリキュラム作成をしている。

その接続は「子どもの健全な育成のために連続性があって当然」といわれる。しかし、突き合わせた2枚の紙はつながらない。そこに「のりしろ」がいる。そこに「のり付け」する人々の子ども理解・指導観の転換が必要だ。

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