初めての先生との出会い~幼稚園の選択~

教え子から娘さんの幼稚園選びの相談を受けた。親子で確認することが一番と思い、未就園児体験を進めたところ、しばらくして次のようなメールがきた。
「先日相談いたしました娘の幼稚園選びですが、やっと決めることが出来ました。通園圏の四園の園庭開放等に参加しました。娘はどの園も楽しそうで迷いました。
決め手は、園児ちゃん達が人の気持ちが大切にしていること、先生がそのことを大変喜んでおられることでした。
園庭開放に参加した時、娘が同じく園庭開放に参加していた友だちと玩具の取り合いになりました。すると、園児ちゃんがやってきて言いました。
『玩具は仲良く使わなアカン。今使ってたんやったら、お友達の番やろ。』と。
また別のシーンでは、泥んこ遊びに夢中になっていた娘を絵本の部屋に連れて行こうとしました。すると、園児ちゃんがやってきて言いました。
『この子、もっと泥んこ遊びしたいって言っていたよ』と。
このことにもびっくりさせられ、思う存分砂場で遊ばせてもらうことにました。
しかし、こちらの幼稚園は二年保育です。ある本で『三歳は集団に入る大切な時期』と読んだことがあります。二年保育だと三歳に時期を家庭で過ごすことになります。この事が気になり幼稚園に相談に行きました。その時、先ほどの園児ちゃんとの出来事を話しました。すると、先生は大変喜ばれました。『心の育成を大切にしているけれど、自分たち(先生方)の目の届かないところでもきちんと出来ていて嬉しい。』とおっしゃられました。」
幼児期からこのような豊かな心でつながる人間関係を育てることの意味を改めて思う。
これこそ「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」”All I Really Need to Know I Learned in Kindergarten”(1986)。

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